『社会人基礎力』はこれからの時代に必要?

こんにちは、Eラボです。

今回の企業研修マガジン〜社員教育・人材育成の教室は、前回の記事に引き続き、今回もこれからの時代に必要な社会人スキルについて見ていきたいと思います。

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今回は経済産業省が提唱する「社会人基礎力」を検証したいと思います。

経済産業省が提唱する社会人基礎力とはいかに?

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経済産業省も大きく分けて3つの能力を提唱しています。

  1. 前に踏み出す力
  2. 考え抜く力
  3. チームで働く力

まぁこれだけですと、抽象的でピンとこないですよね。具体的に見ていくことにしましょう!

社会人基礎力その1、前に踏み出す力とは?ガッツリ積極的になれってこと?

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”前に踏み出す力”とは、大きく3つ、『主体性』『働きかけ力』『実行力』からなります。

中でも特徴的なのはこの『働き掛け力』ではないでしょうか?これは、他人に働きかけ巻き込む力のこと。ずばり、リーダーシップといった方が、皆さんに伝わりやすいかも知れません。

社会人基礎力その2、考え抜く力とは?AIに負けない私たちの思考力はどこにある?

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” 考え抜く力”とは、前回ご説明した21世紀型スキルの「思考する力」に近いものがあります。例えば、『課題発見力』や『創造力』は、ほぼ同じ。ここではさらに追加で『計画力』も含まれています。

AIにはできない思考力というとやはり、課題発見や問題解決力、そして創造力といったところになってくるのかもしれませんね。

社会人基礎力その3、チームで働く力とは?孤高の人は生きていけないの?

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”チームで働く力”。

これも前回ご紹介した21世紀型スキルの『働く方法』で提唱されている能力と似ていますね。ただこちらは、もう少し細かく定義されているようです。

チームで働く力には大きく6つ、『発信力』『傾聴力』『状況把握力』『規律性』『ストレスコントロール力』『柔軟性』があります。

どれもが、組織運営に欠かせない、コミュニケーションやチームワーク、そして社会人としての自己管理能力に関するもの。

以前なら多少組織の中で浮いている「孤高の人」であっても、実力があれば認められる傾向にありましたが、これからはますます、組織の中でうまく協働し、自己管理もできる能力が必要とされてくるかもしれませんね。

経済産業省が提唱する社会人基礎力をざっくりまとめましょう

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というわけで、こちらが今回のまとめになります。まだ前回のATC21sが提唱する21世紀型スキルよりは、分かりやすく定義されているのではないでしょうか?

ただ一つ言えるのは、ATC21sも経済産業省も、AIにはない『人間ならではのスキル』=『ヒューマンスキル』がこれからはより一層必要になってくると提唱していますね。

今日も素敵な学びを。Eラボでした。

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