こんにちは、Eラボです。
企業研修マガジン〜社員教育・人材育成の教室では引き続き『これからの企業に必要な社会人スキル』をテーマにお伝えしています。
前回、前々回はこちらの2つの指標を検証しました。
今回は総集編として、じゃあ、まとめると企業に必要な社会人スキルとは?をテーマに、Eラボが提唱する『企業に必要な21世紀型社会人スキル』についてお伝えします。
…と、その前にこちらをご覧ください。
これから求められる能力はソフトスキルだ!
職務能力にはソフトスキルとハードスキルがある
私たちの能力には大きくソフトスキルとハードスキルがあります。ソフトスキルは主にヒューマンスキルであり、代表されるものにコミニケーションやチームワーク、リーダーシップ、メンタルマネジメントなどがあります。
それに対して、ハードスキルとは理論や手法に関する体系的な知識であり、戦略や統計学、会計学、またもっと身近なものとして現場で必要な製造スキルなどをいいます。
そして声を大にしてお伝えしたいのがこちら。
私たちは、人間だからこそできる能力に磨きをかけていかなければなりません。2030年にはAIが私たちの仕事の約49%も代替すると言われているのですから。
これからの時代に重宝されるには、大きくこの4つのスキルを磨けばいい
以上を踏まえまして、Eラボでは大きく4つのカテゴリーからなる、『21世紀型社会人スキル』を提唱しようと思います。
- 思考力:よりよく考える力
- 協働力:他人と協働する力
- 自己管理力:自分をマネジメントする力
- パフォーマンス力:効率性、生産性を高める力
では、それぞれを具体的に見ていくことにしましょう。
21世紀型社会人スキル1、AIにはできない『思考力』を伸ばそう
やっぱり、この人間ならではの思考力は、これからの時代、外せないと思います。
一つは現状を分析し、問題や課題を解決する能力。そして、創造力により新しい価値を生み出す力。革命はAIにはできないですよね。
また、こちらの本によれば、AIは東大に入れないらしいです。やはり人間だからこそできる思考力があると言う事。そこはこれから意識して、どんどん伸ばしていきたいですね!
21世紀型社会人スキル2、やはり組織でうまく『協働する力』が大切
次に提唱したいのは他人と協働する力=『協働力』です。コミニケーションやリーダーシップ、チームワークからネゴシエーション、プレゼンテーションまで。他人と協働し、価値を生み出すために必要な対人関係スキル全般を言います。
そして忘れてはならないのは次のスキルでしょう。
21世紀型社会人スキル3、キーワードはメタ認知力?『自己管理力』を磨こう
自己管理力、すなわち自分をマネジメントする力。
モチベーション管理からストレスマネジメント、キャリアマネジメントやマインドフルネスまで。
環境の変化が激しく、ストレスの多い社会では、主体性があり、精神的にタフで安定した人材が望まれます。ですからこれからは、メタ認知力が高く、自分を客観視でき、自己管理できる能力がさらに重要となってくるでしょう。
メタ認知力とは、高次から自分を認知できる力。自分の認知を客観視して、自分の思考や感情に飲み込まれずにコントロールできる力を言う。
21世紀型社会人スキル4、忘れてはならない必須の『パフォーマンス力』。効率性、生産性の高めかたにはコツがある
そして忘れてはいけないのがパフォーマンス力です。プレイングマネージャー問題に代表されるように、職務が複雑化し、ますます一人あたりの負担が増えてる今、いかに効率性を高め生産性を高めるかが必須です。
形式ばかりの目標管理ではなく、成果をあげるための目標管理、煩雑な仕事を回すためのタスク管理能力、またこれからは達成する力=グリットも重視されてくることでしょう。
でも、ご安心ください。パフォーマンス力は一見難しそうに見えますが、実はコツを掴めば高めることができます。それは今後、こちらでお伝えしていきますね。
これからますます必要とされる21世紀型社会人スキル。それを伝えていくのが私たちの使命
以上がEラボが提唱する21世紀型社会人スキルです。
思考力、協働力、自己管理力、パフォーマンス力、これらの全ての能力がこれからの時代、ますます重視されてくるでしょう。
そして私たちの使命はずばり、これらを伸ばすための研修プログラムを提供すること。
私たちEラボは、これらの21世紀型社会人スキル、これからの時代に必要なヒューマンスキルを中心に、講師の方々に研修プログラムを提供したいと思います。
私には思いがあります。
研修で大切なのは「教えること」ではない。学習者が「自ら深く学び」、「思考と行動に変化が起きる」ことを手助けすることだ。研修を単なるイベントで終わらせてはならない。
ですから、研修プログラムは、教育設計学を元にした『思考・行動を変える』ためのプログラム設計が肝だと思っています。
この「研修プログラムマガジン〜社員教育・人材育成の教室」では、その中からベースとなる知識面をお伝えしていきたいと思います。
これからも、末長くどうぞよろしくお願いいたします!
今日も素敵な学びを。Eラボでした。